市場変更の株価への影響『ビジネス・ブレークスルー(2464)』

ビジネス・ブレークスルー(2464)が、1月4日につけた年初来高値(399円)を更新。
11月24日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受け、2016年12月1日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更することになったと発表。
市場変更に伴うパッシブファンド等の資金流入に期待した買いが向かっており、ストップ高(411円)まで買われた。

以上のようなニュースが、本日11月25日の午前に流れました。

いろいろ気になったので、調べてみました。

 

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年初来高値(ねんしょらいたかね)とは、
その年の初めから現在までの取引のなかで「最も高い値段」の意味。反対に、「最も安い値段」を年初来安値(ねんしょらいやすね)という。

ストップ高(だか)とは、
株価が一気に大きく動いてしまうと、投資家に損害をあたえたり、市場が混乱してしまうことが予想されます。
そこで、株価に制限値幅(せいげんねはば)という株価変動の上下幅を設け、値幅に制限をかけています。
株価がこの制限値幅の上限まで買われたことをストップ高(だか)、下限まで売られたことをストップ安(やす)といいます。

市場変更(しじょうへんこう)とは、
「マザーズ」や「JASDAQ」に上場している会社が、「市場第1部」や「市場第2部」に上場市場を変更すること。

パッシブファンドとは、
市場平均と同程度の運用成績を目標とした運用スタイルであり、日経平均株価やTOPIXなどの株価指標と連動した収益達成を目指す投資信託。

市場変更のメリット

今回、ビジネスブレークスルー(2464)は「マザーズ」から「東証1部」への市場変更でした。

この2つの市場の違いを一言でいうと、「規模がちがう」ということになります。

まず、「マザーズ」に上場するためには、株主数が200人以上、、時価総額10億円以上が上場時見込みで必要であるといった要件があります。

対する「東証1部」で上場するためには

、、株主数が2,200人以上、時価総額250億円以上必要であるという要件に変わります。

これら上場基準の必要要件の「規模」が異なるほか、企業の継続性、収益性、健全性などの審査があります。

こういった要件や審査をくぐり抜け、「東証1部」への上場となりますので、企業の認知度の向上社会的信用度の向上、これらにより資金調がしやすくなることなどが見込めます。

 

市場変更銘した柄一覧

以下、2016年に「マザーズ」から「東証1部」に市場変更した銘柄です。

市場変更の発表を受ける前の株価と、発表を受けた直後の株価を調べました。

市場変更日

コード

企業名

発表前株価

発表後株価

損益(%)

12/8

3457

(株)ハウスドゥ

1,309

1,441

+10.08

12/1

2464

(株)ビジネス・ブレークスルー

331

411

+24.17

11/28

3920

アイビーシー(株)

1,154

1,300

+12.65

11/24

3902

メディカル・データ・ビジョン(株)

2,496

2,775

+11.18

11/22

3687

(株)フィックスターズ

2,838

2,960

+4.30

10/21

3454

ファーストブラザーズ(株)

1,435

1,530

+6.62

10/7

3328

BEENOS(株)

1,658

1,599

-3.55

9/16

6050

イー・ガーディアン(株)

1,426

1,375

-3.57

9/12

3918

PCIホールディングス(株)

2,364

2,495

+5.54

9/9

3445

(株)RS Technologies

2,700

2,690

-0.37

8/12

6048

(株)デザインワン・ジャパン

1,858

1,800

-3.12

7/27

3134

Hamee(株)

1,199

1,405

+17.18

7/27

3843

フリービット(株)

800

922

+15.25

7/26

3180

(株)ビューティガレージ

1,210

1,385

+14.46

6/23

6029

アトラ(株)

1,296

1,339

+3.32

4/15

3686

(株)ディー・エル・イー

838

915

+9.19

3/31

4974

タカラバイオ(株)

1,280

1,366

+6.72

3/29

3031

(株)ラクーン

629

680

+8.11

3/18

6036

KeePer技研(株)

1,524

1,561

+2.43

3/1

9419

(株)ワイヤレスゲート

1,529

1,704

+11.45

2/23

3678

(株)メディアドゥ

970

1,120

+15.46

2/18

6037

(株)ファーストロジック

3050

3420

+12.13

2/5

3299

(株)ムゲンエステート

923

912

-1.19


23銘柄中18銘柄(約78%)の銘柄が、株価が上昇したという結果になりました。

市場変更は株価変動の要因となり、「マザーズ」から「東証1部」に変更する場合株価が上昇する傾向があると言えそうです。

一方、実際に市場が変更になったあとの株価をみると以下のようになりました。

市場変更日

コード

企業名

発表後株価

変更後株価

損益(%)

12/8

3457

(株)ハウスドゥ

1,441

未確定

未確定

12/1

2464

(株)ビジネス・ブレークスルー

411

未確定

未確定

11/28

3920

アイビーシー(株)

1,300

未確定

未確定

11/24

3902

メディカル・データ・ビジョン(株)

2,775

2,627

-5.33

11/22

3687

(株)フィックスターズ

2,960

3,340

+12.84

10/21

3454

ファーストブラザーズ(株)

1,530

1,750

+14.38

10/7

3328

BEENOS(株)

1,599

1,625

+1.63

9/16

6050

イー・ガーディアン(株)

1,375

1,238

-9.96

9/12

3918

PCIホールディングス(株)

2,495

2,432

-2.53

9/9

3445

(株)RS Technologies

2,690

2,794

+3.87

8/12

6048

(株)デザインワン・ジャパン

1,800

1,909

+6.06

7/27

3134

Hamee(株)

1,405

1,156

-17.72

7/27

3843

フリービット(株)

922

814

-11.71

7/26

3180

(株)ビューティガレージ

1,385

1,320

-4.69

6/23

6029

アトラ(株)

1,339

1,188

-11.28

4/15

3686

(株)ディー・エル・イー

915

937

+2.40

3/31

4974

タカラバイオ(株)

1,366

1,486

+8.78

3/29

3031

(株)ラクーン

680

679

-0.15

3/18

6036

KeePer技研(株)

1,561

1,763

+12.94

3/1

9419

(株)ワイヤレスゲート

1,704

1,914

+12.32

2/23

3678

(株)メディアドゥ

1,120

1,250

+11.61

2/18

6037

(株)ファーストロジック

3420

2961

-13.42

2/5

3299

(株)ムゲンエステート

912

901

-1.21


20銘柄中10銘柄、なんと半分の銘柄の株価が下落したという結果でした。

「市場が変更になるぞー!」という発表では、ほとんどの銘柄の株価は上がり、
「実際に変更になりました!」という場面では、それほど株価が上がりませんでした。

市場変更というサプライズ発表の日には株価が上がり、実際にこの市場でやっていきますという決意の日には、それほど株価があがらない・・・

入籍した日よりも、プロポーズされた日のほうが感動が大きいということですかね?

う〜ん、なんか勉強になりました!

 

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